【今回の内容】
●内窓を取付けると得られる断熱効果について
今回は「内窓設置で得られる断熱効果」について詳しく解説させて頂いております!
窓から伝わる熱気や冷気は1年を通して室内環境に大きな影響があります。特に北面に設置されていることが多い浴室は冬の時期にとても寒くなります。脱衣所と浴室の温度の違いでヒートショックになってしまうことも少なくありません。
「安全な住宅」「リラックスできる空間」にリフォームしてみませんか?リフォームと言っても様々な内容があり、設備のグレードや機能によって金額もまちまちです。この機会に是非お家のメンテナンスを検討してみて下さい!
ご一緒にキッチンや洗面室リフォーム・給湯器リフォーム・窓リフォーム等も随時受け付けております!
** もくじ **
アラカワリフォームサービスTOP > 施工事例ブログ > リフォームのポイント<窓編>|内窓設置で得られる断熱効果について解説!
こんにちは😊
アラカワリフォームサービスのホームページをご覧頂きましてありがとうございます!
「内窓設置で得られる断熱効果」について詳しくお伝えしていきます。
是非、大切なご自宅のリフォームにお役立てて下さいね✨
目 次
1.断熱効果が抜群!
1-1|内窓の断熱効果とは?
1-2|熱の流入が大きい場所は「窓」
2.断熱効果が生まれる理由とは?
2-1|理由①新しい空気の層で断熱性アップ
2-2|理由②熱伝導率の低い樹脂サッシを採用!
2-3|樹脂サッシについて
3.樹脂サッシのメリット・デメリット
3-1|メリット
3-2|デメリット
5.こちらの記事もご参考になさって下さい!
・リフォームのポイント<窓編>|Low-E複層ガラスとは?詳細を解説します!
・施工事例<窓編>|小山市中心に施工しました!|内窓・外窓・ガラス交換
・商品紹介<YKKap編>|「マドリモ」は半日で快適空間に!特長やメリットは?
・商品紹介<LIXIL編>|内窓「インプラス」夏も冬も快適!特長やメリットは?
弊社は地元に根差した水回りと室内リフォームが得意な工務店です。出張見積り無料!ご相談だけでも大歓迎です!
1.断熱効果が抜群!
🔶1-1|内窓の断熱効果とは?
――窓から伝わる熱を防止することが大切――
夏の暑い時期になりますと、窓からジワジワ~と外の暑い熱が伝わってきてると感じることはありませんか?
冷房で涼しくした空気が窓から伝わった熱によって温められてしまい、室内がなかなか涼しくならないこともありますよね!ここ最近の夏は、日によって40℃を超える地域もあるほど暑くなっています。せっかく冷房で冷やした空気が窓からの熱によって奪われ、室内が暑くなってしまいますと残念です。
窓リフォームの1つに「内窓の取付け」という方法があります。既存の窓に追加で取り付ける窓リフォームです。内窓は北海道や東北地方など寒い地域で主に設置されてきました。しかし近年、断熱効果や気密性という視点から温暖な地域の設置も増えてきています。
今回は内窓設置リフォームのメリットなどお話させて頂きます!
例⑴:LIXILインプラスの場合
●外からの影響を受けにくくなる
下の画像は外気の影響をサーモグラフィーで比較したものです。インプラス取付け前は窓も窓枠も外からの影響を受けてしまっています。その反面、取付けた後は窓からの影響が軽減され、室内の温かさが保たれた状態になっていますよね。結露は外の冷気が窓から伝わり、窓周りに漂っている室内側の水蒸気が冷やされることによって発生します。ですから、外からの冷気を伝わりにくくすることが大切なのです。※室内の状態によってはインプラスを取付けても外部サッシに結露が発生する場合があります。
大きな断熱効果で外気温の影響を受けにくいので
結露の発生を抑えることが可能です!
●サーモグラフィ画像
インプラス未設置
インプラス設置済
断熱効果を分かりやすく伝える温度シミュレーション動画がございます。是非ご参考になさって下さい。
▶LDK編 ▶寝室編 ▶浴室編
例⑵:YKKapプラマードUの場合
●断熱性を高めた窓で影響を受けにくくする
冬は太陽の高度が低いため、温かな太陽熱を窓からの取り込むには「断熱タイプ」のガラスがオススメです。太陽から存分にポカポカしたぬくもりをもらい、温かな室内がキープ出来ます。夏の昼間の太陽は高度が高いため、軒やひさしをつけることで直射日光の多くは防ぐことが出来ます。
断熱対策をしますと外の気候の影響を受けにくくなります。例えば、夏ですと外が暑いので、その熱が窓から伝わってしまい、対策なしだと部屋も暑くなってしまいます。そのため断熱性を高めた窓へ変更しますと、熱が遮られるため、家の中は涼しい状態が保たれます。冬の場合も同様の考えです。
室内の温かさや涼しさを外に逃がさないため
「断熱」対策が重要です!
●サーモグラフィ画像
プラマードU未設置
プラマードU設置済
🔶1-2|熱の流入が大きい場所は「窓」
夏の冷房時(一例)
冬の暖房時(一例)
窓からの熱の流入率(一例)
●夏の冷房時
第1位 開口部73%
(屋根:11%/外壁:7%/換気:6%/床:3%)
●冬の暖房時
第1位 開口部58%
(屋根:5%/外壁:15%/換気:15%/床:7%)
――60%~70%前後と大きな割合――
どこからの熱流入の割合が大きいかと言いますと「窓」です!
住宅に影響する熱の流入は外壁や屋根、床、窓などがあります。外壁や屋根には断熱材が利用されていることが多く、熱の流入が10%前後で抑えられています。開口部である「窓からの流入が60%~70%前後と大きな割合」を占めています。内窓は短時間で施工可能な簡単リフォームで室内環境を大きく変化させることが可能です。
窓から伝わる熱や逃げていく暖かい空気の流れを簡単に防ぐことが出来ます!
毎月の冷暖房費をダウン!電気代が節約出来ます!
●毎月の冷暖房費を節約できる
熱の出入りが大きい窓の断熱性能がアップしますと住宅全体の断熱性能もアップすることが出来ます。室内環境が安定しますと無駄にエアコンを利用せずに済むので、毎月の冷暖房費を節約することが可能です!日射熱がたくさん侵入してくる窓の日差し対策をすれば、冷房効果をより高めることが出来ます。暑い夏も涼しく快適な室内環境になりますね!
室内が快適になる上に毎月の電気代も節約できます!
夏も冬も外からの熱気や冷気を
シャットアウトしてくれるため室内が快適な空間になります!
2.断熱効果が生まれる理由とは?
🔶2-1|理由①新しい空気の層で断熱性アップ
新しい空気層がポイント
●既存の窓と内窓の間に生まれる空気の層
内窓が設置されると既存の窓との間に大きな空間が生まれます。この空間にある「空気が断熱効果を発揮する大きな要因」となっています。空気層はある一定の厚みに対して効果があり、空気が動きにくくなることで熱が伝わりにくくなっています。この空気層が断熱材の役割になるため、室内外の熱の流入を防いでくれています。
既存の窓とインプラスの間の空気層により断熱効果を高めています!
🔶2-2|理由②熱伝導率の低い樹脂サッシを採用!
外窓のみ
外窓+インプラス
樹脂フレームの熱伝導率とは?
●樹脂は熱伝導率がアルミの1/1000
インプラスのサッシは樹脂製のものが採用されています。樹脂というのはアルミに比べて熱伝導率が約1/1000と大変断熱効果に優れた素材ということをご存じでしたか?外気温の影響を受けにくい「樹脂サッシだからこそ快適な室内環境が実現」します。現状がアルミサッシであっても、そこに樹脂サッシを追加で取付けることが出来ます。熱伝導率が大幅に減少することでサッシに熱が蓄積しにくく、室内への影響を少なくしてくれています。
樹脂サッシを取付けると室内に熱が伝わりにくいので室内環境が安定します!
🔶2-3|樹脂サッシについて
樹脂サッシは劣化しやすいの?
●省エネという点において優秀
アルミサッシは耐久性が高い点で昔から日本の窓に採用されてきました。現在も広く普及している素材です。そこで近年の省エネという観点から樹脂フレームが注目を集めています。樹脂フレームはアルミフレームに比べて耐久性という点では劣るものの、省エネという点で大変優れた製品のため人気が急上昇しています!熱を伝えにくい素材を熱流入率の高い窓に取り入れることで省エネ効果を向上させることが出来ます。
――耐久性は約20年――
樹脂と聞きますと、洗濯ばさみやお弁当箱などのプラスチック製品を思い浮かべる方もいらっしゃるのでないでしょうか。紫外線に弱くボロボロになったり、変色したり、変形したりなどの印象を持たれていませんか?樹脂サッシに採用されているプラスチックは「ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)」といい、水道管などに利用されている素材です。この素材は紫外線の影響を受けて変色する性質があります。ですので、各メーカー様がアクリル樹脂で保護するという方法で対策しています。「劣化しやすい」というのは、あくまで「アルミと比べて」という話です。
皆さんがご想像されているプラスチックより大変耐久性の高い素材です。とは言え、もちろん劣化が全くない訳はなく、時間と共に少しずつ劣化していきます。ではどれくらいが目安かと言いますと、使われ方や設置されている環境によって異なりますが「約20年」です。
樹脂サッシはアルミサッシより熱伝導率が低いですから
冬の寒さや夏の暑さの影響を軽減してくれます!
樹脂サッシ普及率7%?まだ普及が進んでいない
●日本における窓サッシの歴史
(アルミサッシの普及)
1960年~アルミ製サッシが初登場
1970年~アルミ製サッシが一気に普及
(樹脂サッシが注目)
1997年~京都議定書により省エネ活動に注目が集まる
2015年~パリ協定の地球温暖化対策の取り組みを求められる
――省エネ活動がスタート――
実は世界的に見て日本の樹脂サッシ普及率は大幅に遅れています。欧米では7割近く普及が進んでおり、そのきっかけは1970年のオイルショックでした。日本はと言いますと、1960年代アルミ製サッシの登場から10年で一気に普及し、そこから製品改良に力を注いできました。アルミサッシはアルミニウム合金でできたサッシで、軽くて耐久性にすぐれ、加工がしやすいことから日本で普及してきました。では、いつから樹脂サッシが注目されたのか。1997年京都議定書、2015年パリ協定の地球温暖化対策の取り組みを求められたことです。この出来事をきっかけに省エネ活動として窓の断熱が促進されました。
その中で注目されているのが「遮熱断熱ガラス」と「樹脂サッシ窓」ですが
まだまだ普及が進んでいないのが現状です!
3.樹脂サッシのメリット・デメリット
🔶3-1|メリット
●主なメリット
①断熱性が高い
②結露が生じにくくなる
③防音効果が高まる
メリット⑴断熱性が高い
断熱性能が高いと「室内温度の安定」「省エネルギー」「光熱費の削減」という効果も同時に得ることが出来ます。また、温度差によって引き起こされるヒートショックの対策にもなります。
メリット⑵結露が生じにくくなる
サッシへ熱が伝わりにくいと室内側のサッシ周辺の空気も冷えにくいため、結露の発生を軽減することが出来ます。結露はカビやダニの発生の原因となります。発生を防ぐことで健康被害も防ぐことも可能となります。
メリット⑶防音効果が高まる
とても気密性が高い製品になり、理由はその製法にあります。樹脂サッシは1つ1つ工場で溶接して接合しているため隙間が生まれません。ちなみにアルミサッシは縦枠に上枠下枠をビスで組み立てるため隙間がどうしても生まれてしまいます。接合部分に全く隙間が無く高気密なので、隙間から漏れる音が少なくなります。
🔶3-2|デメリット
●主なデメリット
①アルミサッシに比べて重い
②価格が高い
デメリット⑴アルミサッシに比べて重い
樹脂サッシで利用されている素材は上下水道や雨樋などでも採用されている「ポリ塩化ビニル樹脂」です。耐久性の高い素材ですが、アルミに比べると強度が弱いため、厚みを出すことで強度を高めています。ですから、開閉時に重い・開け閉めしにくいと感じる傾向にあります。しかし、近年は厚みを抑えたもの出てきていますので、このデメリットについては少しずつ解消されてきています。
デメリット⑵価格が高い
アルミサッシの普及が進んでいる日本において、歴史が浅い樹脂サッシはまだ価格帯は高いものが多いです。普通のアルミサッシの約2倍と高額になります。高性能な反面どうしても予算も上がってしまうのが今の現状です。
4.まとめ
―― 内窓リフォームは1つあたり約半日で完了 ――
窓から伝わる熱気や冷気は1年を通して室内環境に大きな影響を与えてしまいます。特に北面に設置されていることが多い浴室は、冬の時期はとても寒くなります。脱衣所と浴室の温度の違いでヒートショックになってしまうことも少なくありません。「安全な住宅」「リラックスできる空間」にリフォームしてみませんか?
トラブルが起こらないようにするためにも、スタッフと何度も相談をし、納得できる内容のリフォームにすることが必要です。どのようなリフォームがご希望か、リフォーム業者に相談したり、モデルハウス見学を行ったりなどの下調べが大切です。どのようなお家を建てたいのかが具体的になることで、費用なども具体的となります。皆様で話し合い、下調べを行ってからリフォームすることで、より暮らしやすいマイホームに繋がります!
断熱の弱点である「窓」を断熱して家全体を快適空間にリフォームしませんか?
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【ご希望の商品でご提案】弊社はメーカー問わずお客様好みの商品をリフォームに取り入れることが出来ます。取り扱い可能な商品の中からご提案するのではなく、ご希望の商品でリフォームをご提案致します。皆様のお悩みやご希望、ご予算などをお伺いさせて頂き、大切なご自宅がより快適な空間となるようお手伝いをさせて頂きたいと考えております。
【清潔な現場を徹底】365日清潔な現場を徹底しております。施工中の現場が汚いのは言語道断です。散らかった現場では良い仕事が出来ませんし、施工主様はもちろんご近所様にも迷惑がかかってしまいます。お客さまの大切なマイホームを安心して任せて頂けますよう誠心誠意、施工させて頂きます。また施工の際はご近所への挨拶回りもしっかりと致しますので、ご安心下さい。
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ここまでお読み頂き
ありがとうございました!またお待ちしております😌
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弊社で行いました実際の施工やご参考になるリフォームの情報を日々お伝えさせて頂いております。
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是非、ご参考になさって下さいませ!
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