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アラカワリフォームサービスのホームページをご覧頂きましてありがとうございます!
弊社は地元に根差した水回りと室内リフォームが得意な工務店です。出張見積り無料!ご相談だけでも大歓迎です!
この記事は【介護する人・される人の負担を減らす水回りの介護リフォームについて解説!】をお伝え致します。
万が一、ご自身やご家族に介護が必要になると、今までの生活が一変します。それまで容易に出来ていた入浴やトイレ、洗面や料理などが難しくなり、時には介助してもらわないといけなくなるでしょう。
そのような生活を快適にできるのが「介護リフォーム」「バリアフリーリフォーム」です。
今回は介護に関するリフォームについてお話しさせて頂きたいと思っております。水回りのリフォームをすることで、毎日の生活がグンとラクになるはずです!
「介護のためのリフォームの基本」と「水回りの介護リフォームのアイデア」をご紹介致します✨
介護のためのリフォームの基本
小さなお子様や高齢者、ご病気や交通事故等で身体が不自由な方が安心して快適の暮らすために行うのが「介護リフォーム」です。安全かつ安心して暮らすためには、ケガや事故につながる要因は未然に防いでおきたいものです。また、介助が必要になったときに、介助者の負担を減らすことも大切です。
「近い将来の準備のため」「今のご自宅の造りに不便さを感じている」など様々な理由で介護リフォームを検討している家庭が増えてきております。ストレスのない、住みやすい家にすることで快適に暮らせるようになるでしょう。
介護する人とされる人が快適に過ごすためのリフォームを考えるには、まずは次に挙げる基本をおさえましょう!
1⃣ 「移動は少なくスムーズに」
部屋から浴室やトイレ、洗面室などの水回りに向かう動線は短い方が少ない負担で済みます。
また、曲がる回数も少ない方がラクに移動することが出来ます。
安全な移動をするためには家の段差をなるべく少なくすることも必要です。
「動線」「曲がる回数」「段差」この3つのポイントを意識してリフォ―ム箇所や内容をイメージしてみて下さい。
リビングや寝室、洗面室、浴室、トイレへの移動がスムーズになりますよ!
2⃣ 「出入口や廊下の幅は広く」
車いすで移動する時や、介助者が支えて歩く時など、出入り口や廊下は広い方が断然ラクです。
どちらの方にとっても動きやすく、スムーズに移動することが出来ます。
具体的にどれくらいの幅を目安にするといいか。
・自走式の車いすの場合は、85㎝以上
・介助用車いすの場合は、75㎝以上
このくらいの幅が必要です。
普段過ごしている部屋から水回りまでの移動がしやすいと快適ですね!
3⃣ 「動きやすいスペースを確保する」
移動時だけではなく、入浴や食事、排せつなどを行う場所に十分なスペースを確保しておくと動きやすいです。
トイレや浴室などは介助者も一緒に入ることを考えておきましょう。
個々の差はあるかと思いますが、基本は「大人2人分のスペース」をイメージして下さい。
広々したスペースが確保されていれば、自立できる場合でも、無理のない体勢でラクに動けますよ!
4⃣ 「バリア(障害)を少なくする」
敷居などのわずかな段差ほど、実はつまずきやすく危険です。
車いすですとスムーズに走行出来ませんので、敷居などの段差をなくすリフォームは基本中の基本だと言えます。
その他、案外忘れがちなのが、「温度差」です。
脱衣場と浴室内の気温差は「ヒートショック」の要因になることが広く知られています。
気温差は身体に大きな負担がかかってしまいますので注意が必要です。
また、洋服の着脱に介助が必要な場合は時間がかかるため、気温が低い時期には体が冷えてしまいがちです。
ご自宅の中であっても温度差が無くなるように対策をしておきましょう!
🔶ヒートショックに関する記事もございますのでご参考になさって下さいませ!
入浴中事故に注意!ヒートショックが起こる原因! |
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暖かい居間から寒い浴室へ行き入浴するなど、血圧の急激な変化で身体に大きな負荷がかかります。 |
水回りの介護リフォームのアイディア
1日の生活の中で水回りは頻繁に利用する場所です。
例えば浴室ですと、入り口に段差があったり、床材が滑りやすいなど危険な状況が有り得ます。
転倒防止のためのリフォームを検討することが大切です。
ケガにつながる要因や介護のしにくさを解消することで安心して快適に過ごすことが出来ます!
安心して利用できる・介護しやすいリフォームとはどのような工事か。
●手すりを付ける工事
●通路を広げる工事
●階段の急な勾配を直す工事
●浴室のまたぎやすい浴槽に交換、
●トイレを和式→洋式など使いやすくする工事
●出入り口や段差を解消する工事
●滑って転びやすい床を滑りにくくする工事
●出入口のドアをスライドドアにする工事
など・・・・・・
このような工事があり、利用する方の身体の負担を減らすことができ、介助者の負担も減らすことが可能です。
ここではトイレや浴室など水回りの便利な介護リフォームのアイデアについてお話させて頂きたいと思います。
どのようにリフォームしていくか、場所別にポイントをまとめました!ご参考になさって下さい✨
1⃣ 「トイレにおける介護リフォームのアイデア」
◼スペースの確保
トイレは最小限のスペースしかない家が大部分です。
だからこそ、介助が必要になった場合を考えて「大人2人分のスペース」を確保して下さい。
具体的にどれくらいのスペースが必要か。
例えば、車いすで介助者の補助が必要な時ですと、
トイレ横100㎝以上、トイレ前85㎝以上を確保しておくと介助しやすいとされています。
とは言いましても間取りの関係でそれが難しい場合もございます。
その時は、手すりをつけて座ったり立ったり、少しでもラクに出来るリフォームがオススメです。
オススメは手すりつきのトイレットペーパーホルダーです。
手すりとトイレットペーパーをそれぞれ設置するのに比べて省スペースになり、必要なスペースが確保出来ます。
動けるスペースを確保することで利用する人にとっても介助者にとっても快適に利用することが出来そうですね!
◼床をやわらかい素材にする
トイレは1日で何度も利用する場所です。
万が一、転倒などの家庭内事故が起こった際に柔らか素材の床ですと大きなケガの防止になります。
柔らかくするといっても、トイレマットはズレてしまう可能性もあるためオススメしていません。
オススメの素材は「クッションフロア」です。
クッションフロアは介助者が膝をついてアシストしても身体を傷めずに補助でき、ラクになります。
水にも強く、掃除もしやすいので清潔感を保つことが出来ます。
安全性と清潔感を保持するためにも床リフォームは大切な要素の1つです。
◼手すりを設置する
身体を支えて便座に座るという動作をする時に手すりはとても大切な設備です。
オススメの取り付け箇所は以下の通りです。
・出入口・・・縦手すり
・トイレ内の移動・・・横手すり
・便座の立ち座り・・・L型手すり
この3箇所に取付けますと安全に利用することが出来ますよ!
◼夜間も安全に移動
高齢者の方のお悩みの1つが夜間のトイレです。
何度も利用することがあるにも関わらず、暗くて危険が多い時間です。
トイレに向かう廊下に人感センサーの照明をつけておきますと安心です。
夜間トイレに行きたくなったときに足もとを照らしてくれますので安全に移動することが出来ます。
トイレは1日に何度も利用しますので不便さを感じやすい場所です。
日中も夜間も快適にするためのリフォームをしていきましょう!
2⃣ 「洗面室における介護リフォームのアイデア」
◼スペースの確保と水回りの集約
洗面室と浴室・トイレをひと続きにしますと、ひとつひとつ独立した状態に比べて利用しやすくなります。
リフォームする際に利用頻度の高い水回りを集約させることで、限られた場所から十分なスペースを確保することが可能になります。
スペースが確保出来ますと、手すりの設置や車いすの切り替えスペースを確保出来ます。
また、トイレや浴室、他の部屋でも同じことですが、入口の幅もポイントです。
そこが狭いと介助が必要になったときや車いすの生活になったときに不便さを感じることが多くなってしまいます。
出入口の幅や洗面室内での切り替えスペースをしっかり確保して不自由さを感じることのない空間づくりをしましょう!
◼温度差をなくす断熱
洗面室は浴室と隣り合わせのお宅が多いため、脱衣所と兼ねて使用していることが少なくありません。
脱衣所として使用している場合、洗面室と隣り合わせの部屋との温度差が無いようにするのが理想です。
入浴時に服を脱いだ時に寒いと感じている方は断熱リフォームがオススメです。
窓を断熱窓にすることで外からの冷気をシャットアウトして入浴後の温まった身体を急激に冷やさないようにしましょう。
入浴前も入浴後も身体を冷やさなければヒートショックのリスクが軽減出来ます。
浴室と合わせて洗面室も断熱していくと家庭内事故のリスク軽減につながりますよ!
◼床を滑りにくい素材にする
洗面室は水周りですので滑りにくい素材にすることが大切です。
そこで足ふきマットを敷くことを考える方もいらっしゃると思いますが、マットは意外と引っ掛かりやすいのでオススメしません。
転倒につながってしまうこともございますのでご注意して下さい。
オススメの素材は「クッションフロア」です。
また、車いすを使用する場合は色目にも注意をしてみて下さい。
素材にもよりますが、タイヤの痕が分かりにくいものをご選択頂けると良いかと思います。
転倒のリスクを少しでも軽減することで安心して移動することが出来ます!
◼洗面化粧台の鏡の角度や足元にスペース
しっかりと鏡を見て身だしなみを整えたいけれど、椅子に座ったり、車いすに座りながらですと鏡がよく見えないことがあります。
そのような場合、角度が変えられる鏡にしますと、車いすに座った姿勢のままで、身だしなみが整えられます。
可動式の鏡もオススメです。
また、洗面化粧台の種類によっては、足元が入りやすい・空間がある、スッキリした形状の商品がございます。
車いすに座ったままスムーズにご利用頂けます。
1日の始まり・終わりに利用する洗面化粧台を利用しやすいご自身に合ったものを選びましょう!
3⃣ 「キッチンにおける介護リフォームのアイデア」
◼車いすや椅子に座りながらも利用できる高さにする
キッチンの高さを変えれば、車いすのままでも作業がしやすくなります。
カウンターやシンクの高さを変えられる電動昇降機能があるキッチンも販売されております。
座ったままでも利用できるように足元が入りやすい・空間がある形状の商品も多くございます。
また、シンクは浅型だと隅々まで掃除するとき手が届いてラクです。
利用しやすい工夫されたキッチンで料理を楽しむことが出来ますよ!
◼IHクッキングヒーターや安全装置が充実したガステーブルに交換する
IHは火を利用しないので安全ですし、掃除も簡単です。
しかし、ガスコンロの方が使い慣れているからそのままにしたいとお考えの方もいらっしゃると思います。
そのような方には安全装置が充実しているガスコンロもございます。
例えば、最新の製品は3口コンロ全てに安全装置が搭載されているものもございます。
IHコンロとガスコンロでは少しですが、使い方のコツが違います。
楽しく料理を継続していくためにどのような製品が良いのか見極めてからリフォームすることをオススメします!
◼キッチンリフォームで認知症予防
認知症予防に料理がオススメという話を耳にしたことはありませんか?
料理は高齢者にとって長年の生活の中でほぼ毎日のように繰り返し行ってきた行動です。
お茶やコーヒーを入れるなど簡単なものでも構いません。
出来る範囲で行うことがとても大切です。
完成した時は嬉しさもありますし、何より食べることが楽しみですよね。
日々過ごしていく中で食事は大切な役割ですし、料理が完成するということは自信にもつながります。
キッチンをリフォームして生活の自立を保ちつつ、認知症予防にも役立てていきましょう!
4⃣ 「お風呂場における介護リフォームのアイデア」
◼手すりを設置する
トイレと同様に浴室の手すりもとても大切な設備です。
浴室内への出入り、洗い場への移動・浴槽の出入り・浴槽内の立ち座りの動作をする時、身体を支えるため必要になってきます。
オススメの取り付け箇所は以下の通りです。
・浴室出入口・・・縦手すり
・浴室内の移動・・・・横手すり
・洗い場の立ち座り・・縦型手すり
・浴槽の出入り・・・・縦手すりor横手すり
・浴槽内の立ち座り・・L型手すり
このような場所に取付けますと安全に利用することが出来ます!
◼浴槽を交換する
手すりがあっても片足立ちで浴槽を出入りするため、バランスが崩れやすく危険な体勢になってしまうことがあります。
浴槽をまたぐことに不安を感じている方には浴槽の交換がオススメです。
どのような浴槽にするのがオススメかと言いますと、高さが低い浴槽です。
高齢者向けの高さが低い浴槽が各メーカー様から販売されています。
また、通常の浴槽であっても埋め込み式の工法で設置しますと転倒のリスクを回避しつつ、深さはそのままでご利用頂けます。
またぎやすいよう設計された浴槽に交換して安全・安心にご入浴しましょう!
◼温度差をなくす断熱
浴室は家の中で北側に配置されていることが多く、寒さでお悩みの方も多くいらっしゃいます。
脱衣所との温度差が無いようにするのが理想です。
浴室暖房を設置することで入浴前に事前に浴室内を温めておくことが出来ますのでオススメです。
また、同時に脱衣所も断熱しますとより安全にご入浴頂けます。
他にも窓を断熱窓にすることで外からの冷気をシャットアウトしてくれます。
身体を冷やさなければヒートショックのリスクが軽減出来ます。
断熱をすることで急激な血圧変化を起こしにくいですので家庭内事故のリスク軽減につながりますよ!
◼リフトや椅子などの介護補助用品を取り入れる
入浴を補助するのはとても体力が必要です。
体力が落ちてきている方であっても体重は何十キロもあり、一人で持ち上げるには重労働です。
介助者にとって身体への負担が大きなものになってしまいます。
ですので、浴槽に入る時に補助してくれるリフトや椅子を取り入れることで負担を軽減することが出来ます。
お互いにとって負担やストレスを少なくしましょう!
◼出入口の段差を無くし、床を滑りにくい素材にする
浴室は床が濡れていますので大変滑りやすいため工夫が必要です。
脱衣所から浴室に入る1歩目は手すりをしっかり握っていても一瞬ですが片足立ちになるので注意が必要です。
まず1つめの工夫は「段差解消」です。
出入り口に段差がありますと、より危険性が高まってしまうため解消しておくことをオススメしております。
手軽に段差を解消するための商品も販売されていますし、リフォームによってフラットにすることも可能です。
段差解消と同時に浴室ドアも引き戸にするのも良いかと思います。
次の工夫は「床材を滑りにくくすること」です。
特にタイルの床は滑りやすいので、介護が必要になった場合にはすぐにご検討頂きたい箇所です。
数多くのメーカー様が乾きやすい床だったり、水はけの良い床を販売されておりますのでご相談下さいませ。
また、浴室乾燥機の設置もオススメで、床を素早く乾燥させることが出来ます。
滑りにくい素材したり、滑りやすい水分を乾燥で取り除いたり、転倒の危険を無くしていきましょう!
🔶浴室手すりの設置の施工例に関する記事もございますのでご参考になさって下さいませ!
浴室手すり設置の施工例!目的や役割とは?小山市神鳥谷H様邸 |
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ご高齢の方や体の不自由な方にとって、手すりはなくてはならないものです。 |
まとめ
介護が必要になりますと日常のあらゆる動作が大変になってしまいます。
また、年を重ねていきますと、今まで出来ていた動きが難しくなるということが増えていきます。
それでも寝たきりになってしまうよりも、動ける範囲で動きたいと考える方は多いのではないでしょうか。
自分で少しでも動いたり、手を動かしたり出来る方が日々喜びを感じることが出来ますよね。
そんな介護生活の手助けになるのが「水回りのリフォーム」です。
弊社は栃木県小山市にあるリフォーム会社で水回りの介護リフォームを多数手がけております。
介護が必要な方だけでなく、他の家族の使い勝手もよくなるリフォームをご提案致します。
どのようなリフォームが有効かは1軒1軒の間取りや介護の程度によって異なります。
ご家庭に合った内容を丁寧にご相談しながら提案出来るよう、小山市近隣のお客様に限定してお受けしております。
介護する人・される人の笑顔を守る水回りの介護リフォームをご提案させて頂きます。
お客様がお悩みになっていることや、改善したいことなどお話をお伺いさせて下さい。
ぜひ一度、お気軽にご相談下さい!
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弊社はメーカー問わずお客様好みの商品をリフォームに取り入れることが出来ます。
取り扱い可能な商品の中からご提案するのではなく、ご希望の商品でリフォームをご提案致します。
皆様のお悩みやご希望、ご予算などをお伺いさせて頂き、大切なご自宅がより快適な空間となるよう
お手伝いをさせて頂きたいと考えております。
また、365日清潔な現場を徹底しております。施工中の現場が汚いのは言語道断です。
散らかった現場では良い仕事が出来ませんし、施工主様はもちろん、ご近所様にも迷惑がかかってしまいます。
お客様の大切なマイホームを安心して任せて頂けますよう、誠心誠意、施工させて頂きます。
また施工の際は、ご近所への挨拶回りもしっかりと致しますので、ご安心下さい。
ここまでお読みいただきありがとうございました!またお待ちしております😌
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弊社は塗装工事を中心にリフォーム業務も同時に行っております。 |
浴室手すりの設置位置を場面別でご紹介! |
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横手すりと縦手すりの役割を充分に発揮するには設置する位置が重要です。 |
TOTO「浴室サポート・介助商品」で安心安全な浴室にリフォームしませんか? |
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今回はTOTO様の「浴室サポート・介助商品」についてお話させて頂きたいと思っております。 |
弊社で行いました実際の施工やご参考になるリフォームの情報を日々お伝えさせて頂いております。
よりよいリフォームとなりますようご参考になさって下さいませ😊
※TOTO株式会社様、株式会社LIXIL様のご承諾のもとHPより画像の引用をさせて頂いております。