こんにちは😃
先月よりTOTO様の浴室「SYNLA(シンラ)」の“リラックス”という部分に
焦点を当てご紹介させて頂きました。
今回から浴室の重要なポイントである“あたたかさ”に注目し
その機能をご紹介させて頂きたいと思っております。
その機能をご紹介する前に浴室の寒さとあたたかさによって引き起こされる
「ヒートショック」についてお話させて頂きたいと思います。
ヒートショックとは
暖かい居間から寒い浴室へ行き入浴するなど、血圧の急激な変化で身体に大きな負荷がかかり
心筋梗塞や不整脈、失神などを引き起こす健康被害のことを「ヒートショック」といいます。
身体の中では何が起こっているのかをご説明いたします。
血圧の上昇と下降
私たちの身体は血管を収縮拡張させ、流れる血液の量を調整することで
身体の中心にある重要な臓器を一定の温度に保ってくれています。
寒さを感じたとき手足が冷たくなるということはございませんか?
これは手足の血流を減らし身体の中心に血液を集めることで
臓器の温度を保っているからです。
このとき血管が縮み血圧が上昇します。
逆に身体があたたまりますと今度は血管が拡張し血圧が下降します。
脱衣し身体が冷え血圧が上昇した後に、寒い浴室内へ行き血圧がより上昇してしまっている時
かけ湯もせず入浴をすると、急激に血圧が下がり身体に大変な負担となります。
短い時間で血圧が何度も変化すると”ヒートショック”を引き起こしやすくなります。
ヒートショックが起きる原因が分かると対策が出来ますよね!
血圧の変化を少なくするには浴室内の温度を上げておくことが大切です。
寒いと感じる瞬間が少しでも減ると身体への負担が軽減できそうですね!
入浴中の事故
ヒートショックなどが原因で入浴中の事故が発生しており
ニュースで目にされる方もいらっしゃると思います。
2020年11月「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意下さい」と
注意喚起が消費者庁より発表されました。
厚生労働省の「人口動態調査」によると、高齢者の「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数は高い水準で推移しており、
近年では「交通事故」による死亡者数よりも多くなっています。発生場所としては、家や居住施設の浴槽における事故が多く、
11月~4月の冬季を中心に多く発生しています。
事故を防ぐためには、高齢者本人だけでなく、家族の方など周りの方も一緒になって入浴習慣を見直すことが大切です。
11月26日は「いい風呂」の日です。これから冬にかけて、家の中でも冷え込みや温度差が生じやすく、事故が起こりやすい季節です。
この機会に、安全に入浴するための以下の点について確認しておきましょう。
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
(2)湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
(5)入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。
出典:消費者庁
このような事故を減らすためにも血圧変化の少ない環境づくりが大切です!
浴室や洗面室をあたためることを意識して、安心して入浴をしていきたいものです。
ヒートショックによる事故を防ぐためにも浴室や洗面室をあたためる機能をご検討ください。
まとめ
今回「ヒートショック」についてお話させて頂きました。
特に冬季の入浴は浴室や洗面室もしっかり温めて温度変化をなくすことが
大切ということが分かりましたね!
TOTO様の「SYNLA(シンラ)」にはヒートショック対策に有効な商品を
取り揃えておりますので次回お伝えさせて頂きたいと思っております。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
またお待ちしております🙂
※TOTO株式会社様のご承諾のもと、HPより画像の引用をさせていただいております。